スリランカ くまもと2nd
スリランカカレーは、スープのようにサラサラとした南インドカレーに近く、鰹節のようなモルディブフィッシュやココナッツミルクなどを使い、ライスや豆煎餅(パパダン)と共にいただくのが基本。この店は、下通商店街と駕籠通りの間にある人気のスリランカカレー店である。近くには、この店も含めて3店舗のグループ店がある。
階段を上って2階の店内に入ると、多くのテーブル席がひしめき、思っていたよりもずっと大箱店である。カウンター席は椅子が低すぎと言おうか、カウンターのテーブルが高すぎて食べづらいのが難点。店内には長粒米が香り、エスニック感が漂う。店員は日本人もいるが、圧倒的にスリランカ人が多い。
ランチメニューを見ると、ベーシックな「スリランカ カリー」、炒めたスリランカ風ピラフが入った「ドライ カリー」、ビーフンと野菜を炒めた「スリランカヌードル カリー」、辛さを抑えた「イングランド カリー」、日替わり野菜の「ベジタリアン カリー」の他、3種類のお子様ランチがある。ディナータイムにはアラカルトメニューの他、「スリランカコース」や「とくとくコース」、「ペアコース(2名分)」など3コースがある。メニューには、辛さを示す星(3つ星は辛口)の表示があるが、これはあくまでも基本であり、注文時に告げれば辛さは変更できるようだ。
僕のお勧めは「スリランカ カリー」で、チキンとジャガイモだけのシンプルなカレー。神田の名店「インドカレー・カーマ(→ 銀座グルメバイブル・カレーの頁を参照)」を彷彿とさせるビジュアルだ。スープカレーのようなサラサラとしたルーは、円やかなココナッツミルクの風味にピリッとした唐辛子の辛さを感じて美味しい。長粒米と日本米とのブレンド米(勝手に推測)は、実に香りが良い。「ドライ カリー」は、「スリランカ カリー」のターメリックライスを炒めてドライカリーにしたものだが、やはり通常のターメリックライスの方がカレーの輪郭をハッキリと感じとれる。
ちなみに、サイドメニューの「マンゴーラッシー」は、プレーンよりも甘めだが美味しい。(2019年7月追加)
熊本市中央区安政町5-8 天神弐番館2階
電話番号:096-355-8055
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:11時半~17時、18時~23時半
予算:スリランカ カリー800円、スリランカコース2000円、とくとくコース3000円、ペアコース(2名分)5000円
アクセス:熊本市電・通町筋電停で降りて「下通・新天街」アーケードを進む。2つ目の交差点(COCOSAと工事中の紅蘭亭ビルのある交差点)を左折してすぐの右側のビル。熊本市電・通町筋電停から徒歩4分
お勧めポイント:サラサラのスリランカカレーが味わえる
下通商店街と駕籠通りの間で、スリランカ人が宣伝用のビラを配る・・・
このビルの2階です
階段を上って2階の店内に入ると、多くのテーブル席がひしめき、思っていたよりもずっと大箱店である
カウンター席もある
僕のお勧めの「スリランカ カリー」。チキンとジャガイモだけのシンプルなカレーで、神田の名店「インドカレー・カーマ(→ 銀座グルメバイブル・カレーの頁を参照)」を彷彿とさせるビジュアル
スープカレーのようにサラサラとしたルーは、円やかなココナッツミルクの風味にピリッとした唐辛子の辛さを感じて美味しい
長粒米と日本米とのブレンド米(勝手に推測)は、実に香りが良い
「ドライ カリー」
「スリランカ カリー」のターメリックライスを炒めてドライカリーにしたものだが、やはりターメリックライスの方がカレーの輪郭をハッキリと感じとれる
セットに付いてくるサラダのドレッシングは甘め
セットに付いてくるアイスクリームはごく普通
プレーンラッシー
マンゴーラッシーはやや甘めだが、プレーンラッシーよりも美味しい