紫野和久傳
「和久傳」は京都で人気の日本料理店である。料理は本店の「高台寺和久傳」の他、ジェイアール京都伊勢丹11階にある「京都和久傳」と「室町和久傳」の3店舗で食べることができる。お土産品やお菓子類は、実は「紫野和久傳」という別ブランドで販売されている。京都では「紫野和久傳 堺町店」の他、「ジェイアール京都伊勢丹」などの百貨店、東京では「松屋銀座店」や「新宿伊勢丹」、「丸の内新東京ビル」、さらに名古屋では「ミッドランドスクエア店」や「松坂屋名古屋店」、大阪では「JR大阪三越伊勢丹店」などで購入できる。
お土産のお勧めは、以前に銀座グルメバイブル (→ 銀座グルメバイブル・お土産・銀座周辺編を参照) や名古屋グルメバイブル (→ 名古屋グルメバイブル・スイーツの頁を参照) でも紹介した「西湖(せいこ)」、「れんこん餅」、「からすみ餅」の3品。特に、僕の一押しはこの店の名物「西湖」。蓮根粉と和三盆で練り上げたプルプル食感の蒸し餅である。これは、和久傳の各店のコースのデザートとして供される名物菓子である。また、きな粉好きの方には「西湖」のきな粉バージョン「れんこん餅」もお勧めだが、新商品の「笹わらび」は笹の香りが強すぎでお勧めできない。「れんこん餅」は、きな粉の香りと黒糖の風味に加え、食感がいい。やはり、和久傳のコース料理の中で炙って供される名物「からすみ餅」も、値段は高いが至高の逸品。さらに、紫野和久傳のカフェ 「紫野和久傳 堺町店(→ 京都グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」 でお茶と共に供される「艶ほくろ」もいい。小さな黒豆に砂糖がコーティングされていてとても香ばしいのである。豆が小さいために食感が非常に良く、お土産としても最適である。また、「ジェイアール京都伊勢丹」のお弁当売り場や各店で購入出来る「鯖寿司」もお勧めであるが、秋限定なので滅多にお目にかかれない逸品だ。(2014年11月追加)
中京区堺町通御池下ル東側
電話番号:075-223-3600
定休日:無休(元日を除く)
営業時間:11時半〜18時(ショップは10時半〜19時半)
予算:西湖(5本入り)1728円
アクセス:烏丸線、東西線・烏丸御池駅3−1出口を出て、御池通を四条方向(東)へ進む。「車屋町通」、「東洞院通」、「間之町通」、「高倉通」を過ぎ、次の「堺町通」を右折するとすぐ左側。烏丸御池駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:ホテルギンモンド京都、堺町通
紫野和久傳 堺町店のショップ
ジェイアール京都伊勢丹のショップ
西湖
れんこん餅
開けると追加のきな粉の袋が上に載せてある
きな粉の袋をどけるとれんこん餅が。予めかかっているきな粉はシットリとしているので、追加のきな粉をかけて食べる
西湖と見かけはそっくりな「笹わらび」の中には小豆が入っている
カラスミ餅のパッケージ
カラスミ餅をオーブントースターで焼いたところ
断面はこんな感じ
クルミ菓子「くるみ」と黒豆菓子「艶ほくろ」
艶ほくろ
くるみ
鯖寿司
鯖寿司の断面
秋限定の「栗の葛やき」はお勧めできるレベルでない
秋限定の「栗大福」は微妙
秋限定の栗煎餅「焼板 きり栗」はイマイチ