北海道割烹 うさぎと亀

 薄野にある「みえ田(→ 札幌グルメバイブル・日本料理の頁を参照)」が展開するセカンドブランド。北海道割烹を標榜しているように、北海道の旬の素材にこだわった日本料理店である。この薄野の本店の他に、東京の銀座7丁目に「うさぎと亀 銀座店」がある。
 エレベーターにのると、4階に「みえ田」という表示が。そういえば、「みえ田」もビルの4階にある。店内に入ると、カウンター8席のみで、インテリアも雰囲気も含めて「みえ田」に似ている。
 この日は、季節のお料理の真ん中のコース14000円(税別)で予約。飲み物のメニューを見てみると、ビールは小樽ビールのドンケルとサッポロクラシックの2つで、ビールも北海道ブランドにこだわっているようだ。
 まず出てきたのは「野付のホタテと菊のお浸し」。塩味がドンピシャで、サッパリとしている。柚子の香りが爽やかで、非常に洗練された味だ。続く「タラの白子と梅の茶碗蒸し」には生ウニが入っており、梅干しの酸味によるサッパリ感が、今まで食べたことのない味わい。「お造り」は、トラフグ、カツオ、ボタンエビで、胡麻油塩一味と刺身醤油、スダチポン酢が添えられている。焼き物の「マナガツオの幽庵焼き」は脂がのっており、塩加減も火の通しも申し分ない。「舞茸と和牛のしゃぶしゃぶ」は、ゴマだれに浸して食べると本当に美味しい。締めのご飯は、「紅鮭とインカの目覚めの炊き込みご飯」。北海道米ふっくりんこはツヤツヤで、まさに「みえ田」の炊き込みご飯そのものであった。デザートの「黒胡麻のクレームブリュレ」は、甘さ控えめで、こちらもなかなか良かった。(2023年1月追加)
https://www.instagram.com/usagitokame_sapporo/

中央区南5条西3丁目 第23桂和ビル7階 
電話番号:011-563-8881
定休日:日曜・祝日
営業時間:18時〜23時
予算:季節のお料理10000円 〜18000円(税込み12100円〜21780円)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て左へ。すぐに薄野交差点を左折すると「築地 銀だこ」が見えるので、そのビルの7階。すすきの駅より徒歩1分
最寄りのランドマーク:地下鉄南北線・すすきの駅
お勧めポイント:カウンターで旬の北海道素材を使った素晴らしい料理がいただける

地下鉄すすきの駅からすぐのこの角のビルです エレベーターにのると、4階に「みえ田」という表示が。そういえば、「みえ田」もビルの4階にある 店内に入ると、カウンター8席のみで、インテリアも雰囲気も含めて「みえ田」に似ている この日は、季節のお料理の真ん中のコース14000円(税別)で予約。まず出てきたのは「野付のホタテと菊のお浸し」。塩味がドンピシャでサッパリとしていて美味しい。柚子の香りが爽やかで、非常に洗練された味だ 続く「タラの白子と梅の茶碗蒸し」には生ウニが入っており、梅干しの酸味によるサッパリ感が、今まで食べたことのない味わい 「お造り」は、トラフグ、カツオ、ボタンエビで・・・ 胡麻油塩一味と刺身醤油、スダチポン酢が添えられている 焼き物は「マナガツオの幽庵焼き」 脂がのっており、塩加減も火の通しも申し分なかった 「舞茸と和牛のしゃぶしゃぶ」 この牛肉をしゃぶしゃぶにします ゴマだれに浸して食べると本当に美味しい 締めのご飯は、「紅鮭とインカの目覚めの炊き込みご飯」。板長が土鍋を開けて見せてくれた 北海道米ふっくりんこはツヤツヤ まさに「みえ田」の炊き込みご飯であった香の物デザートの「黒胡麻のクレームブリュレ」に苺と洋梨を添えて。「黒胡麻のクレームブリュレ」は甘さ控えめで、こちらもなかなか良かった。