旬菜いまり
六角通りにある人気の朝食店。正確には居酒屋であるが、今回のお勧めは、この居酒屋がやっている「京の朝ごはん」である。店内は縦長のレイアウトで、手前にテーブル席、奥にカウンター席とテーブル席がある。オペレーションの関係上、朝食時には入口側のテーブル席は使用せず、奥だけを使用しているようだ。
開店時間の7時半に伺うと、既に店の前には行列が。予約せずに並んでいた客もいたが、空いていても予約がない場合には全て断られていた。その理由は、客が来店する時間に合わせて土鍋ご飯を炊き、料理を用意しているからである。なので、たとえ予約していたとしても時間厳守なのである。
着席して10分くらいですぐに料理と土鍋ご飯が出てきた。「ナスのオランダ煮」は、味がよく染みていて柔らかくて美味しい。「鮭の西京味噌焼き」は、バーナーで温めなおして出てくるが、味噌はやや甘め。「菜っ葉のおひたし」と「出汁巻き玉子」は、どちらも美味しい。「ナスとミョウガの味噌汁」と「水菜のサラダ梅ドレッシング」は、まあまあの出来。「ミョウガとパプリカのぬか漬け」は意外と美味しい。そして、メインの土鍋ご飯であるが、土鍋ご飯は味の変化を少しずつ楽しむべきだということを、「朝食 喜心(→ 京都グルメバイブル・朝から食べるの頁を参照)」で学んだ。最初の1杯は水分多めで僅かに芯が残るが、時間が経った2杯目からは丁度良くなってくる。
あくまでも居酒屋の朝食なので、完璧な朝食というには程遠いが、値段を考えればギリギリ1つ星といったところである。それにしても、オプションでもよいので、僕的には白米には生卵や納豆などが欲しいところ。(2019年9月追加)
https://kyoto-imari.com
中京区六角通り新町西入ル西六角町108
電話番号:075-231-1354
定休日:火曜
営業時間:7時半〜10時(京の朝ご飯)
予算:京の朝ごはん1500円(完全予約制)
アクセス:地下鉄烏丸線・四条22番出口を出て、烏丸通りを北(御池通り方向)へ進む。錦小路通り、蛸薬師通りを過ぎ、次の六角通りを左折する。1つ目の交差点、T字路、2つ目の交差点を過ぎると、左の京都逓信病院が見えるので、その向かい側。四条駅から徒歩10分
最寄りのランドマーク:六角通り、京都逓信病院
お勧めポイント:居酒屋が作る良質な朝食
開店前から行列ができています
開店時間となりました
手前通路の右にテーブル席がありますが、朝食時には使わないようです
カウンター席の奥にもテーブル席があります
カウンター席から入口側を見たところ
朝食からビールも飲めます
本日の朝食の説明図
実際の朝食
炊きたての土鍋ご飯(一人用)
炊きたてなのでツヤツヤ
「水菜のサラダ梅ドレッシング 」はまあまあで、「出汁巻き」はふっくらしていて美味しい
「鮭の西京味噌焼」きはやや甘めの味付けで、焼きたてでなく、バーナーで温めなおしているのでイマイチ
「ミョウガとパプリカのぬか漬け」は美味しい。「昆布の佃煮とカツオふりかけ」は普通
「菜っ葉のおひたし」は美味しい。「ナスのオランダ煮」は味がよく染みていて柔らかく旨い。「ナスとミョウガの味噌汁」はまあまあ