衆來(しゅうらい)
帯広の住宅街にある人気のラーメン店。広い駐車場に車をとめ、入口を入ってすぐにある自動券売機で、まずは食券を購入。店内は、入って右手前にテーブル席と左手前に小上がりがあり、奥の調理場側に沿ってカウンター席がある。
メニューを見ると、ラーメンは基本的に「しお」と「しょうゆ」の2種類しかない。通常の「しおラーメン」と「しょうゆラーメン」の他、「ワンタンメン」と「シナチクラーメン」、「チャーシューメン」があり、それぞれ「しお」と「しょうゆ」のどちらかを選ぶことができる。ご飯は「ライスor小ライス」の他に、「たまごかけご飯」、「味玉丼」、「チャーマヨ丼」、「チャーハンor半チャーハン」がある。帯広協会病院の相原先生のお勧めはズバリ、「シナチクラーメン」のしょうゆ一択である。
出てきた「シナチクラーメン(しょうゆ)」のスープは、やや混濁した豚骨煮干しスープ。スープは煮干しの酸味を感じるものの、風味はそれほど強くなく、かなり洗練されている。麺はモチっとした自家製の縮れ太麺で、美味しい醤油スープと良く合う。青森の津軽ラーメン「麺屋らいぞう(→ その他日本の旨い店・青森市を参照)」あるいは山形ラーメンを彷彿させるラーメンである。細めに切られたシナチクは麺よりも細く歯ごたえが絶妙で、帯広の「醤油專科 ら〜めん 仙人掌(→ その他北海道の旨い店・帯広市を参照)」と双璧の味わい。これに対し、「しお」のスープは煮干しをより強く感じてしまい、悪くはないものの、洗練された味ではない。チャーシューはモモ肉とロースの2種類が入っており、クラッシックでオーソドックスなもの。「チャーハン」は、「半チャーハン」でも意外とボリュームがあり、チャーシューとタケノコがたっぷりと入っている。タケノコが入っていること自体珍しいが、タケノコの食感がパラリと炒められたご飯と実にマッチしていて美味しい。味のついたチャーシューがゴロゴロとたくさん入っているので、全体的に味付けは濃めとなっているが、こちらもお勧めできるレベルだ。(2022年11月追加)
帯広市西17条南37丁目1-2
電話番号:0155-29-4033
定休日:水曜(火曜日は昼のみ営業)
営業時間:11時半〜14時半、17時〜20時(土日祝日は、11時〜15時、17時〜20時)
予算:シナチクラーメン950円 、半チャーハン400円
アクセス:JR帯広駅から6㎞
最寄りのランドマーク:帯広南町郵便局、帯広市立南町中
お勧めポイント:シナチクラが美味しい魚介系ラーメン
駐車場は広めです
ココです!
メニュー
入口を入ってすぐにある自動券売機で、まずは食券を購入
入って右手前にテーブル席と左手前に小上がりがあり・・・
奥の調理場側に沿ってパーティション付きのカウンター席があります
お土産用のラーメンもあるようです
帯広協会病院の相原先生のお勧め「シナチクラーメン」。どれが麺なのかシナチクか分からないほどシナチクが細く切られています
スープはやや混濁した豚骨煮干しスープ。スープは煮干しの酸味を感じるものの、風味はそれほど強くなく、かなり洗練されています
細めに切られたシナチクは麺よりも細く歯ごたえが絶妙で、帯広の「醤油專科 ら〜めん 仙人掌」と双璧の味わい
「ワンタンメン(しお)+シナチクトッピング
「しお」のスープは煮干しをより強く感じてしまい、悪くはないものの、洗練された味ではない
麺は、しお・しょうゆ共にモチっとした自家製の縮れ太麺
ワンタンは、餡少なめの生地を味わうタイプ
「半チャーハン」でも、結構ボリュームがある
チャーシューとタケノコがたっぷりと入っている。タケノコが入っていること自体珍しいが、タケノコの食感がパラリと炒められたご飯と実にマッチしていて美味しい。味のついたチャーシューがゴロゴロとたくさん入っているので、全体的に味付けは濃めとなっているが、こちらもお勧めできるレベル