銀座かつかみ
京都の「三芳(→ 京都グルメバイブル・肉料理の頁を参照)」や東京の「おりにく 花柳(旧・和牛銘菜 然 → 銀座グルメバイブル・焼き鳥の頁を参照)」、名古屋の「肉屋 雪月花 NAGOYA(→ 名古屋グルメバイブル・肉料理の頁を参照)」などのように、牛肉のいろいろな部位をコース仕立てにして供する店が増えてきたが、この店は日本初のコース専門のとんかつ店である。豚肉のいろいろな部位や牛肉、シーフードなどをカツにして、一切れずつコース仕立てで味わえる。
この店は完全予約制となっており、予約は店のホームページから行う必要がある。コースは昼が4コース、夜が3コースで、昼と夜とではメニューが異なる。夜のコースは2名か以上から予約が可能で、18時からと20時からの一斉スタートの入れ替え制なので、遅刻は厳禁である。
食べ方や肉の部位の説明書きを読んでいると、「アメーラトマトの出汁ジュレ」と「千切りキャベツ」が運ばれてきた。出汁ジュレは、土佐酢のようなジュレで、サッパリとしていてフルーツトマトと良く合う。それにしても、千切りキャベツのフレンチドレッシングが妙に美味しい。続いて、“藤九郎(とうくろう)”という品種の「素揚げ銀杏」、「A5ランク山形牛の生ハム」が出てきた。和牛の生ハムは全く脱水しておらず、ほぼ生肉状態なので美味しい。オレンジが添えられているが、繊細な味わいなのでそのまま食べた方がいい。
ここからはカツとなる。淡いロゼ色に揚げられたヒレの中心部分だけを使った「ヒレカツ」は、先ずは表面に溢れ出した肉汁を啜って飲み、肉を塩でいただくと、肉の旨みがより引き立つ。箸休めは「キウイのリンゴソース」。「メンチカツ」は、バンズに挟んでミニバーガーとしていただく。目の前で作ってくれるので、非常にインスタ映えする。ソースはスパイシーで、バンズも柔らか。メンチカツ自体は、肉汁と玉ねぎの甘みが感じられる。「ナカシン」は豚肉の希少部位で、塩でいただく。歯応えがあって味も濃厚。口直しの「パイナップルジュース」は、ドロっとしていて摺り下ろしたような感じ。「牛カツ」は「ザブトン」の部位を使用しているが、プラス4000円で「シャトーブリアン」に変更が可能。さらに、素揚げして香りを増幅したイタリアントリュフもトッピングできる。出てきた「牛カツ」は、思っていたよりかなり霜降りたったので、赤身といえどもかなり脂っこい。取材なのでイタリアントリュフを付けたが、実際には味が増幅されるわけでないので全く不要である。むしろ、トリュフを付けるくらいなら、シャトーブリアンにした方が良いくらい。まずはそのまま食べ、さらにウニ黄身ソースで味変させていただく。脳味噌付きの「海老フライ」は、思った通りの美味しさ。選択できる揚げ物は「カニクリームコロッケ」をチョイスしたが、これは全く普通だった。締めの「ロース」は、塩ワサビで、脂身からいただく。これは素直に脂身が旨い!と思える美味しさ。
締めのご飯は、「カツカレー」、「ポークカレー」、「カツ丼」、「ソースカツ丼」、「生姜焼き丼」、「コンビーフ卵かけご飯」の6種類から選べる。一番人気は「カツカレー」で、これは美味しかったが、新明先生が注文した「カツ丼」はダメだった。
最後のデザートは意表を突く「かき氷」で、「苺ミルク」、「パイナップル」、「ブルーベリーミルク」、「カフェラテ」、「ミルクティー」の5種類から選べる。僕が注文した「苺ミルク」は、サッパリとしていて懐かしい美味しさ。(2020年2月追加)
https://katsukami.com
中央区銀座5丁目6-10 銀座ミヤコビル5階
電話番号:050-5596-6013
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:11時半〜14時、18時〜と20時〜(同時スタートの2回転制)
予算:【ランチ】2600円、3100円、3600円、4100円、【ディナー】5000円、7000円、12000円、みつくろいワイン4種3500円
アクセス:東京メトロ銀座線、日比谷線・銀座駅A2出口を出て、「TASAKI」、「GU」を過ぎた交差点を右折した、1つ目の交差点の右角のビル。銀座駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:TASAKI銀座本店、GU
お勧めポイント:様々なカツをコースがいただける店
このビルの5階です
ココです!
食べ方や肉の部位の説明書きを読んでいると・・・
「アメーラトマトの出汁ジュレ」と・・・
「千切りキャベツ」が運ばれてきた。それにしても、千切りキャベツのフレンチドレッシングが妙に美味しい
“藤九郎(とうくろう)”という品種の「素揚げ銀杏」
「A5ランク山形牛の生ハム」。和牛の生ハムは全く脱水しておらず、ほぼ生肉状態なので美味しい。オレンジが添えられているが、繊細な味わいなのでそのまま食べた方がいい
ここからはカツとなる。淡いロゼ色に揚げられたヒレの中心部分だけを使った「ヒレカツ」は、先ずは表面に溢れ出した肉汁を啜って飲み、肉を塩でいただくと、肉の旨みがより引き立つ
「ナカシン」は豚肉の希少部位で、塩でいただく。歯応えがあって味も濃厚
「メンチカツ」は、バンズに挟んでミニバーガーとしていただく
目の前で作ってくれるので、非常にインスタ映えする
完成。。ソースはスパイシーで、バンズも柔らか。メンチカツ自体は、肉汁と玉ねぎの甘みが感じられる
口直しの「パイナップルジュース」は、ドロっとしていて摺り下ろしたような感じ
「牛カツ」は「ザブトン」の部位を使用しているが、プラス4000円で「シャトーブリアン」に変更が可能。さらに、素揚げして香りを増幅したイタリアントリュフもトッピングできる。出てきた「牛カツ」は、思っていたよりかなり霜降りたったので、赤身といえどもかなり脂っこい
取材なのでイタリアントリュフを付けた
実際には味が増幅されるわけでないので全く不要である。むしろ、トリュフを付けるくらいなら、シャトーブリアンにした方が良いくらい。まずはそのまま食べ、さらにウニ黄身ソースで味変させていただく
脳味噌付きの「海老フライ」は、思った通りの美味しさ
選択できる揚げ物は「カニクリームコロッケ」をチョイス
これは全く普通だった
締めの「ロース」は、塩ワサビで、脂身からいただく。これは素直に脂身が旨い!と思える美味しさ
締めのご飯は、「カツカレー」、「ポークカレー」、「カツ丼」、「ソースカツ丼」、「生姜焼き丼」、「コンビーフ卵かけご飯」の6種類から選べる。一番人気は「カツカレー」で、これは美味しかった
新明先生が注文した「カツ丼」はダメだった
最後のデザートは意表を突く「かき氷」で、「苺ミルク」、「パイナップル」、「ブルーベリーミルク」、「カフェラテ」、「ミルクティー」の5種類から選べる。僕が注文した「苺ミルク」は、サッパリとしていて懐かしい美味しさ