サカエ sacae
円山エリアにオープンした期待のイタリアン。というのも、シェフの佐藤さんは、 「サボSABOT(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 の小池シェフのもとで修行したのをかわきりに、「コントラスト」や 「ファイφ(→ 札幌グルメバイブル・ワインバーの頁を参照) でシェフを務め、今年4月に独立してこの店をオープンさせた。彼が在任中のグルメバイブルの両店の評価はいずれも3つ星であり、彼の料理に対するセンスとスキルの高さを伺わせる。
店舗は「サボSABOT」の旧店舗を居抜きで使用しているが、外装や内装、そして中のインテリアなどは若干落ち着いた雰囲気となった。店内は奥にオープンキッチンのカウンター席と入口側にテーブル席が4つある。
現在はかつての店で働いていたサービス担当の女性スタッフと2人だけでやっているため、メニューは試行錯誤中である。おまかせのフルポーションコースとワインを飲みながら少し食べたいという方向けミニコースの2種類のみであるが、これから様子を見て、これをプリフィックスのコースにするのか、アラカルトを含めたコースにするかは検討中とのこと。この日は4500円のコースをいただいたが、コスパを考えるとかなり良かった。しかしながら、人によってパスタの太さの好みや苦手な食材などもあるので、アラカルトを加えるか、せめて、それぞれ2〜3種類の中から選べるプリフィックスのコースにすれば、人気の店になるかも。ちなみに、店名の“サカエ sacae”とは、シェフの祖母の名前から名付けたという。(2015年4月追加)
中央区南1条西25丁目2−1
電話番号:011-612-5565
定休日:不定休
営業時間:18時〜翌2時
予算:おまかせコース4500円〜(予約すれば高いコースも可能)、ミニコース2500円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ。大通西25丁目交差点の信号を右折するとすぐ右側。円山公園駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:大通西25丁目交差点
お勧めポイント:「コントラスト」や「ファイφ」の料理長だった佐藤シェフのイタリアン
SABOTの頃と比べ、ドアが明るいパステルカラーのブルーになりました
店内も若干ですが、シックになりました
オープンの御祝いの花がたくさん
一皿目は「スモークしたホタルイカとパルミジャーノチーズ」 。これがミスマッチかと思いきや意外にも旨い
二皿目は「トリッパの冷菜」。トリッパの臭みが残っていてイマイチ
三皿目は「ウサギのテリーヌとウサギのコンソメ」
魚料理は「アラカブ(カサゴ)のソテー」
パスタは「ホロホロ鳥のパッパルデッレ(幅広パスタ)」
肉料理は「シャラン鴨と熊本産筍のロースト」
デザートは「チョコテリーヌと伊予柑のソルベ」